~What a Wonderful World~

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さて、前回の続きのお話。
といっても、ピンとこない方のために、こちらで↓おさらいです。
http://shigejii.blog60.fc2.com/blog-entry-16.html


と、まぁそういうことだったわけだが、
本題に移る前に・・・
その曲をお送りしましょう。


海へ来なさい    井上陽水

太陽に敗けない肌を持ちなさい
潮風にとけあう髪を持ちなさい
どこまでも 泳げる力と
いつまでも 唄える心と
魚に触れる様な
しなやかな指を持ちなさい
海へ来なさい 海へ来なさい
そして心から 幸福になりなさい

風上へ向かえる足を持ちなさい
貝がらと話せる耳を持ちなさい
暗闇をさえぎるまぶたと
星屑を数える瞳と
涙をぬぐえる様な
しなやかな指を持ちなさい
海へ来なさい 海へ来なさい
そして心から 幸福になりなさい


ここで、シゲじぃ~チョイス!!(アタックチャンスとかぶるなぁ~)

■一番好きな一節
 貝がらと話せる耳を持ちなさい
(この言い回しがとても好き)

■一番伝えたい一節
 そして心から 幸福になりなさい
(結局これが言いたかったんじゃないのかな?と)

まぁ、あまり言うと押し付けになっても困るので、このくらいにしておきますが、
いずれにしても、いい言葉だと思いませんか?
心に沁みる感じ。

曲調もピアノの魅力溢れる静かな感じが、海の波のように心地いい。
そして、陽水氏のあの独特の滑るような妖しい感じの声が、絶妙な雰囲気を作り出している。

今まで聴いてきた邦楽の中で5本の指に入るくらい、それくらい好き。
まさに傑作だと思う1曲。

そのアーティストを語る上で、代名詞的な作品というのがあるけれど、この曲はそういう類の曲ではないかもしれない。
けれども、えてしてそういう作品の中にこそ、傑作と呼ばれる秀作が潜んでいる場合の方が多いような気がする。

是非、一聴してみてほしいなぁ・・・。


さて、ようやく本題へ辿り着いた。
SWITCHでのインタビューの内容なんだけど、・・・

その内容は、自分なりにちょっとした楽曲用の詞を書いたりしている者にとっては、愕然とさせられるものだった・・・。

それは次のようなやり取りだった・・・。

インタビュアー:ほとんどの曲に「夏」という単語が出てくる。そこで「夏がテーマになっているアルバムですね」と切り出すと・・・

陽水:「もう、夏でも秋でも冬でもね、いいんですよ。いいんですけど……。最近はナ行とマ行好きなんです。“緑”とか“ママ”とか“眉”とか“夏”とか。だから、放っとくとそういう言葉が多くなるんです」

陽水:「これまたいろいろあって、二十代とか三十代は“カ行”とか“ガ行”とか、つまり“学校”とか“感謝知らず”とか、そういう言葉が好きだったんですけど、それから背伸びをして、“ア行”とか“ハ行”、そういうほとんど角がないほうに行って……、これからいく四国もね(注1)、昔の地名でいうと、“伊予”とか“讃岐”、“阿波”でしょ。“土佐”はさすがにちょっと角があるけどね。たしかに人々の話を聞いていても、角ばってないわけよ。話口調がね。攻撃的じゃないというか、長いものに巻かれる的な(笑)。まあ、そんなこんなもあって、ア行ワ行が好きな時代もあったりして、この頃はマ行ナ行の、ちょっと丸くてエロティックな感じがあって。そんなふうに、勝手に思ってるんですけど。ですから、“そんなに夏がお好きですか”と訊かれると、そんなこともないんですよね。歌っていて気持ちのいい響きみたいなことになると、どうしてもそういう言葉が多くなる」

(注1):このインタビューは広島から松山に向かうフェリーの中で行われた。

それから、曲作りのことに話が向くと・・・、

陽水:「いつも曲を作るときは、そんな深い思いもなく作るんですよね。一番極端なのは、意味なんかどうでもよくて、歌っていて快い響きだけがあるようなものもあるから。でも、普通聴いている人は意味を考えながら聴くじゃない。そんなことを言われると、僕はほんとに困るんです。それでいくとこの曲(「長い猫」)もそうで、意味もなく適当に書いているんですよ。あとで、“ああ、自分はこんな詞で曲を作ったのか”と思いながら、詞の意味とか、理由とか、僕なりに考えるんですけど」


・・・このインタビューを読んだとき、やられた!と思ったけど、ジワジワと、陽水氏に対する親しみが生まれてきた。
それと同時に、彼はミュージシャンというよりもボーカリストという括り方の方がより実態に近い捉え方なのかもしれないと思った。

このほかにも、いろんな話題について話していたけど、そのアンテナの張り方というか感度のよさというか、とにかく冴えまくっていて、読んでいて非常に興味深かった。

シゲじぃは、
近頃は、専ら邦楽漬けの日々を過ごしている。
なぜなら、今は彼と同様に言葉の語感というか、響きの心地よさに誘われて、より深い部分で感動したいという欲求が強いから。

もちろん、純粋にメロディの心地よさで楽しみたいときもあるわけだけれども・・・。

うん、やっぱり音楽は素晴らしい!
そして音楽のある世界も同様に・・・。
What a Wonderful World!!

p.s.:この日記のタイトルはそのインタビュー記事のタイトルを拝借したもの。井上陽水、彼は雲の上の人で、手なんか伸ばしても届かないだろう。でも、つかんでみたくなる、そう思わせるような、魅力のある人だったなぁ・・・。
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